肘が抜けた感じがする。と来院される小さいお子さんによくある「肘内障」の解説です。小さいお子さんのいらっしゃる方は必見です。
肘内障って
原因
肘の輪状靭帯と橈骨頭がはずれかける症状で、亜脱臼している状態です。2歳~6歳の小さい子どもに多い症状です。小さい子どもの体は発育途中のためこの輪状靭帯と橈骨頭がしっかり固定されていません。そのため、腕を引っ張られる、転倒するなど、ふとしたきっかけで亜脱臼が起きる場合があります。
特に多いのは「急に強い力で手を引っ張られたとき」です。
症状
肘の亜脱臼で痛みを伴う症状ですので、泣きながら来る子が多いです。肘をやや曲げた状態で片腕をだらんと下げたし姿位が特徴です。
肘の痛みですが、バンザイができないなど肩から動かすことを嫌がります。軟部組織(靭帯、関節包など)の損傷はないため、整復後数分で普通に腕を使っている場合がほとんどです。
治し方
徒手整復
子どもの正面に座り、肘と手首の下のあたりを持ちます。前腕を回外しながら肘を屈曲していきます。肘を屈曲する途中で「コキッ」と音がすればわかりやすく整復できていますが、音がしない場合もあります。整復後バンザイをしてもらう、物を取ってもらうなどで、腕を動かしてくれるか確認をし、動かすことができると整復できています。
整復後
整復後4日~5日間は最も再受傷しやすい期間です。自分で意識して動かす程度の運動は問題ありませんが、引っ張られたり、ぶつかったりすると再発の恐れがあります。この期間は外で遊ばないことをおすすめします。
また、何度も繰り返し肘内障を発症している場合、痛みが残っていると訴える場合、包帯で固定する場合があります。
最後に
腕を引っ張ったことが明らかではなく、特に転倒した場合には注意が必要です。上腕骨、橈骨、鎖骨の骨折を疑う必要があります。肘内障かな?と思った際には、お気軽にご相談下さい。
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