美容鍼で若々しく！お顔の『たるみ』改善術

美容鍼灸

2023.02.23

「マスク生活が続いたせいか、顔のたるみが余計気になってきた…」
「鏡を見ると顔が疲れて見える…」
「人から老けたねと言われることが多くなった…」

今回は、お顔の悩みの中でもご相談の多い『たるみ』について、美容鍼との関係をお話しします。
お顔の『たるみ』が気になっていた方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

この記事でわかること

・『たるみ』とは
・『たるみ』の原因
・美容鍼が『たるみ』に対してできること

そもそも『たるみ』って何？
『たるみ』を引き起こす5つの原因
美容鍼の『たるみ』改善の3つの効果
最後に
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そもそも『たるみ』って何？

『たるみ』とは、一般的には重力により筋肉や皮膚の形態が下垂していることをいいます。

下垂した状態が続くと身体が形状を記憶し、たるんだ位置で固まってしまいます。
お顔周りのたるみの場合、ゴルゴラインやほうれい線、二重顎になり、見た目の印象に大きく影響し、年齢より老けて見えてしまったりひどく疲れた印象になります。

たるみによるお顔の変化

目周り：まぶたが重くなる。ゴルゴライン。影によるクマ
頬：たるみが１番わかりやすい部位。頬の厚みが出てお顔が大きく見える。口元の筋肉が硬くなると頬のたるみとの段差が生まれ、ほうれい線の原因に。
口元：マリオネットライン。二重顎。

印象を大きく左右するお顔周りのたるみですが、きちんとたるみの原因に対処することで、リフトアップや小顔効果だけでなく、表情も豊かになりパッと明るい印象になります。
では、『たるみ』の原因についてみていきましょう。

『たるみ』を引き起こす5つの原因

重力によって下垂した筋肉や皮膚が、お顔のたるみになってしまう原因は大きく5つあります。
その原因は、①筋力低下②皮膚の弾力性の低下③筋肉の凝り④不良姿勢⑤ストレスです。
みなさまの日常生活の中でも、『たるみ』につながるきっかけがあるかもしれません。１つずつチェックしていきましょう。

筋力低下

筋力低下による『たるみ』とは、お顔の『表情筋』と呼ばれる筋力の低下が原因です。
主な理由は、『加齢』による筋力の低下です。体には常に重力がかかっていて、加齢による筋力低下で重力に対抗する力が弱まり、その結果『たるみ』という形で体に現れます。
また、『加齢』以外にも人と話す機会が減ったり、無表情でいる時間が長いと使われない筋は弱り、たるみ始めます。ここ数年ではマスク生活により、お顔全体を見せる機会が減ったことで、表情筋がより使われなくなり筋力が低下している傾向があります。特に笑う筋肉が落ちやすく、口や頬のたるみにつながります。

皮膚弾力性の低下

弾力がなくなった皮膚は、重力により形態を維持することができず下垂してしまいます。
紫外線での光老化や、乾燥により肌の弾力には欠かせない真皮組織のコラーゲンやエラスチンが低下することが主な原因としてあげられます。
目の下のたるみ（通称ゴルゴライン）はこの弾力性が低下し、隙間に脂肪が入ってしまうことによるものが多いです。

筋肉の凝り

デスクワークや、噛み締め癖による側頭筋や咬筋の過緊張で筋肉が凝り固まり、たるみの原因となります。側頭筋や咬筋は表情筋の中でも大きな筋肉のため、凝りが強いとお顔全体の血流不足や栄養不足を引き起こし、老廃物が溜まりやすくなります。
筋肉の凝りによる『たるみ』は、目周りや頬の外側といったフェイスラインのたるみが主に上げられます。

不良姿勢

ストレートネックのような不良姿勢は、たるみの原因となります。
ストレートネックでは後頭部の筋肉は縮み、鎖骨から顎にかけての筋肉や皮膚は下に引っ張られてしまいます。二重顎を作る、きっかけになります。

ストレス

ストレスに対して効能のある、「セロトニン」と呼ばれる脳内物質があります。
「セロトニン」は精神の安定や脳を活発にする働きだけでなく、抗重力筋という重力に逆らって姿勢を保つ筋肉に緊張を与え続ける作用もあります。
睡眠不足や食欲不振、疲労といったストレスが過剰にかかるとセロトニンも減少し、抗重力作用が低下してしまい、たるんでしまいます。
顔が疲れてみえる、お顔全体がたるんで老けてみえるといった印象は、日常生活の不調や乱れが一番の原因かもしれません。

美容鍼の『たるみ』改善の3つの効果

美容鍼が『たるみ』に対して期待できる効果は、①表情筋の活性化②真皮組織の新陳代謝③セロトニンの活性化の３つです。
『たるみ』は原因によって、たるむ部位が異なります。そのたるみ一つ一つに、美容鍼の効果を感じられます。

表情筋の活性化

自分で動かすことが難しい筋肉でも、特定の筋肉に直接鍼を刺し、刺激を与えることで表情筋を活性化させます。たるみの部位によって、原因となる筋肉が変わっていきます。左右差が気になる人にも対応できるのが鍼の利点です。
鍼を刺す場所や刺激量を部位によって調整することで、その人のたるみに合ったリフトアップ効果を引き出せます。

真皮組織の新陳代謝

鍼は、肌の奥深くの真皮組織まで直接刺激を与えることができます。
真皮組織に小さな傷を作ることで新陳代謝を上げ、コラーゲンやエラスチンの産生をより活発にし、肌の弾力をアップさせます。

化粧品の効果アップ

凝り固まった筋肉を刺激することで、溜まっていた老廃物を流し新しい栄養を運ぶことが出来ます。普段使っている化粧品の吸収率もアップするので、化粧品の効果もより感じられます。

形状記憶

鍼は副交感神経を優位にし、リラックスさせることでセロトニンを活性化させます。
セロトニンが活性化することにより、重力によって垂れ下がった皮膚を正常な位置に保つよう引きあがりその状態をキープします。
また、ホルモンバランスの安定や自律神経の調整にもつながりストレス解消の手助けをします。

最後に

『たるみ』のメカニズムと原因、美容鍼の『たるみ』への効果について解説してみましたがいかがでしたでしょうか。
改めて原因を見直すと、日々の生活の中でも予防できることも発見できたのではないでしょうか。

『たるみ』に対しての鍼施術は、施術直後から効果が実感できます。
個人差がありますが、週1回の施術を3～5回ほど続けて受けていただければ、日常生活の中でも効果を実感して過ごせるくらい変化が出てきます。

また、代謝やターンオーバーの乱れが整えられれば、持続期間も長くなります。
ただし、持続期間は生活習慣と大きく関係します。お顔だけでなく、体のメンテナンスや生活習慣の見直しも一緒にスタートできるとより効果的でおすすめです。

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お顔の『たるみ』でお悩みの方は、美容鍼の効果をぜひ一度お試しください。