膝がパキパキ鳴る、膝の内側が痛い【たな障害かも?】

たな障害 よくある症状

屈伸すると膝の痛みとパキパキ音がする

膝の屈伸の際に、パキパキと音がすることはありませんか?
音とともに痛みが出ていると、膝の疾患のひとつである「たな障害」かもしれません。
あまり聞き馴染みのない「たな障害」ですが、意外と膝の痛みに多い症例です。

この記事では、膝の痛みの中の「たな障害」と呼ばれるものについて紹介します。

この記事でわかること

・たな障害の「たな」とは
・たな障害はどんな症状が出るのか
・たな障害の原因・治療法・予防・対策

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「たな」ってなに?

「たな」とは、膝の内側にある滑膜ヒダのことです。
滑膜とは、関節を包みこんでいる組織で、関節の動きを滑らかにする潤滑油のような役割と、軟骨に栄養を送る役割を持っています。
滑膜にはヒダがあり、人間が進化する過程で残ってしまったもので、日本人の約50%に存在しているといわれています。ヒダの形が棚のように見えるため、「たな」と呼ばれています。

この「たな」が大腿骨と膝蓋骨(膝のお皿)に挟まり、擦れて炎症を起こす事で引っかかり、痛みが出てしまいます。

たな障害の症状・原因

膝の痛み

たな障害は、運動中だけでなく日常生活でも痛むことがあります。
具体的にどんな症状で、どんなタイミングで痛むのか、またその痛みの原因について解説します。

たな障害の症状

スポーツ時の膝の屈伸(ジャンプ・ランニング・自転車のこぎ始め)に、膝の内側が痛みます。
膝の中でパキパキ音がする、コリッとなにか引っ掛かるような感覚があります。
日常生活でも、イスから立ち上がる際やストレッチ中などに同じような症状が現れる場合があります。膝まわりに違和感があり、指で押すと痛みます。膝が腫れ、曲げ伸ばしがしづらくなり可動域に制限が出てしまう場合もあります。

 当てはまったら「たな障害」かも?
  • 膝の内側が痛い
  • 屈伸するとパキパキ音がする
  • 屈伸すると膝の内側でコリっと何か引っかかる感覚がある
  • 膝に違和感がある
  • 腫れていて曲げ伸ばししづらい

たな障害の原因

たな障害を起こしてしまう原因は元々の体質であったり、運動のし過ぎによるオーバーユースなどが原因であることが非常に多いです。

体質

元々のたな(滑膜ヒダ)が大きい・厚みがある人は発症しやすいです。たなが大きい人は関節に挟まれやすく、使いすぎや膝を強く打ったタイミングなどで発症しやすくなります

オーバーユース

スポーツで膝の曲げ伸ばし、捻る動作を繰り返し続けると発症しやすくなります。
また、スポーツ時に膝を打撲することによって発症する事もあります。野球、サッカー、バスケットボール、バレーボール、テニス、陸上競技に多く見られます。

2つの原因に共通して言えることは、太ももの筋肉疲労と関節の柔軟性の低下です。それらにより膝に強い負担がかかり、たなが厚くなったり挟まりやすくなり、痛みに繋がります。

たな障害の診断と治療

たな障害を正確に診断するには、整形外科などでMRI検査の画像診断が必要です。「たな」の状態を診て、たな障害を発症しているか判断します。
自分で行える簡単な検査方法もありますので、ご紹介いたします。

たな障害のセルフ検査方法

たな障害セルフチェック

  1. 座った状態で膝のお皿の内側に親指を当てます
  2. 足首を軽く外に向けます。
  3. この状態のまま膝を曲げたり伸ばしたりします。

この時に、コキコキまたはポキポキといった音や引っかかるような感じがすれば、たな障害の可能性が大きいです。
しかし、本当に発症しているかどうかは病院に行って詳しい検査をする必要があります。
強い痛みなどがある場合は、早めに医療機関に相談しましょう。

たな障害の治療法

たな障害は、症状や状態によって保存療法か手術による治療となります。

保存治療

膝の徒手検査

痛みなどの症状が強い場合は、まず安静にすることが第一です。急性期の運動後は強い痛みや炎症がみられるため、アイシングを行います。アイシング方法については、下記をご参考ください。

電気療法やマッサージ・ストレッチを行い筋肉や関節の柔軟性を高め、膝の負担を軽減できるように治療していきます。

当院では総合刺激装置ES-530を用いて、疼痛緩和・早期回復の為、高電圧・微弱電流治療を行います。

手術療法

診断の際の「たな」の状態が悪い場合や、保存療法を継続していても改善が見られない場合は手術を行うこともあります。痛み止めの注射や、分厚くなった滑膜ヒダを切除する手術が行われます。
手術後はだいたい1ヶ月程度でジョギングを開始し、1ヶ月半から2ヶ月でスポーツ復帰が可能です。

たな障害の予防・リハビリ

たな障害の一番の原因は、膝に負担がかかることです。
膝に負担をかけないように自分でできるメンテナンス・予防を紹介します。

テーピング・サポーター

膝のサポーター

たな障害は膝のお皿が外側にずれることで痛みが生じます。そのため、膝のお皿を内側に誘導するようなテーピング行います。膝のお皿の動きを抑えるようなサポーターの着用も有効です。

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ストレッチ

 

たな障害は、繰り返し膝への負担がかかる事で発症します。曲げ伸ばしのときの膝への負担を減らす事が予防となります。

運動中の膝に負担をかけないために、一番重要なのは姿勢です。猫背で骨盤後傾位であることや、股関節や足首の柔軟性が乏しい人は膝に負担がかかりタナ障害になりやすいといわれています。

悪い姿勢

ストレッチは特に殿部・ハムストリングス・ふくらはぎのストレッチを行い、股関節と足関節の柔軟性を高めます。また、腸腰筋のトレーニングなど体幹を鍛えると、良い姿勢を維持でき復帰後のパフォーマンス向上に効果的です。

まとめ

膝の症状のひとつ、「たな障害」について解説してみましたがいかがでしたでしょうか。

膝の屈伸をすると音がする、という方は意外と多いのではないでしょうか。
音がするからと言って、症状が必ず出るわけではございませんが、「たな障害」になるリスクは内在しているかもしれません。
普段から膝を酷使する仕事や、スポーツをやられている方で「膝がよく音がする」という方は、日ごろから予防をしっかりしておきましょう。

現時点で、痛みなどの症状が出ている方は、早めに医療機関に相談しましょう。

横浜SEEDの治療プログラム

人間の体は全身で相互作用しながらバランスを取っています。

痛みやつらさが出ている患部にだけシップや電気・マッサージを行っても症状が根本的に治ることはほとんどありません。
YOKOHAMA SEEDの施術は、体の土台の骨格、その中でも骨盤・頚椎・腰椎を調整し、関節の動きのバランスを整え、整体・物理療法・運動療法を組み合わせた施術を行い、患部にかかる負担を取り除き自然治癒力を高め体の根本改善を目指しています。

1.ボディケア整体

運動不足や使いすぎて収縮し、固まった筋肉を丁寧にもみほぐし、全身の筋膜を心地よく緩めていきます。

2.骨格矯正・関節治療

骨盤や背骨に動きをつけていきながら、骨格バランスを整えていきます。ゆっくりと力を加えて関節に動きをつけていくので、お体への負担も少なく痛みはほとんどありません。
また、全身のストレッチを行い関節の動きを整えていきます。

3.物理療法

電気治療(総合刺激装置)をお体の状態に合わせて使い分け、固まった筋肉や炎症や痛みの強く出ている患部へアプローチしていきます。

ES-530

4.運動療法

お体の回復の経過を見ながら、運動機能訓練を行います。自重を使ったトレーニングや、バランスディスクなどを用いて再発を予防するトレーニングを行います。

ご希望の方には別メニューでパーソナルトレーニングコースをご用意しております。

ウォームアップ

5.セルフケア指導

患者様の症状に合わせた、ご自宅で簡単に出来るセルフケア法をお伝えします。セルフケアを行うことで、施術効果アップと施術効果の持続します。

セルフケア指導

YOKOHAMA SEEDが選ばれる理由

  1. 全スタッフ国家資格者で確かな技術と知識
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ヒデキ
ヒデキ
21:23 12 Feb 24
先日カッピングをしていただいた者です。入店から退店までとてもスムーズで良かったです。また、次回の予約とか回数券の押し売りみたいのもなくて良かったです。治療に関しても、それまで立ち上がりの時に腰痛があったのが消え、体が軽くなりました。欲を言えば若干私には寒かったです。また大倉山も初めていきましたが、街の雰囲気も良かったので、また利用したいと思います。
Nancy Lira
Nancy Lira
22:02 10 Jan 24
寒い季節についつい運動不足になり、自宅では手抜きの筋トレ、ストレッチになっています。そのような中、腕も上がるようになり、日々の生活もやりやすくなり動きが良くなりました。足首の固さ解消、腕〜胸筋の筋トレを自宅でも工夫してやろうと思っています。いつもありがとうございます。
古川本能寺の変
古川本能寺の変
13:01 24 Oct 23
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