ブログをご覧のみなさまこんにちは!
今回は膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)についてご紹介します!!
膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)とは・・・?
膝蓋骨脱臼とは、膝蓋骨(膝のお皿)が膝の正面の本来の位置からずれてしまうことをいいます。
膝の構造・形態的特徴から膝の外側にずれてしまうことがほとんどです。
膝蓋骨は膝の横断面(輪切りの図)では、大腿骨正面の溝にはまるような位置にあります。
膝蓋骨がこの溝を乗り越えてはずれることを脱臼と言い、乗り越えはしないがずれることを亜脱臼と言います。
膝蓋骨の役割
膝蓋骨は大腿(太もも)側では大腿四頭筋(だいたいしとうきん)という強い筋肉につながり、脛骨(すね)側では膝蓋靭帯(しつがいじんたい)という線維につながり脛骨に連結します。
膝蓋骨は曲がった膝を伸ばす時に、滑車のような役割をして大腿四頭筋の筋力を脛骨側に伝えるのを助けています。
脱臼がおこる原因
膝蓋骨脱臼は、生まれつきの素因を持っている(脱臼素因)ことが原因でおこることが多くみられます。
大腿骨には膝蓋骨がはまるように溝があるのですが、生まれつきこの溝が浅い方や膝蓋骨の形の異常、関節弛緩性、軟部組織のバランス異常、大腿四頭筋と膝蓋靭帯の作用する方向が異なっていることなどが脱臼する原因にあげられます。
10歳代の女性に多く、初めて脱臼した後は約20~50%の方が繰り返して脱臼し、日常生活やスポーツ活動などで脱臼する不安感を感じます(反復性脱臼・亜脱臼)。
また、脱臼時に膝蓋骨の内側を支える靱帯(内側膝蓋大腿靭帯)の断裂が起こることがあります。
先天的なもの以外に、スポーツ活動中などに起こることがあります。
膝蓋骨脱臼は、ジャンプや高所からの着地などで筋肉が強く収縮した時や膝が伸びた状態で急に脛骨をねじるような力が加わった時、膝蓋骨を打撲した場合などに起こります。
症状
脱臼がおこった場合、膝周りに痛みや腫れなどの症状が出てきます。
反復性の脱臼でも、日常的に膝の不安定感などを感じます。
- ジャンプ着地や膝を捻る動作などで、膝蓋骨(膝のお皿)がはずれそう、もしくは、はずれる感覚がある
- 新鮮例では歩行が困難となる
- 膝を伸ばすことができない
- 膝の痛みや膝に力が入らない、膝がガクッとするなどの症状(Giving way)が出現
- 新鮮例では膝の痛みや腫れが生じますが、自然に整復されることが多い
- 最初の脱臼以後、脱臼を繰り返すようになると痛みや腫れなどよりも、膝の不安定感が強くなり、スポーツ活動のみならず日常動作でも支障をきたす
などの症状があります。
治療・リハビリ・予防
膝蓋骨脱臼が起こった場合、膝蓋骨は自然に元の位置に戻ることが多いです。(戻らない場合は病院で戻します。)
脱臼に伴って軟骨や骨の損傷が同時に発生することがあり、その程度によっては早期に手術が必要になることもあります。
また、脱臼を繰り返しており、日常生活やスポーツに制限がある場合も手術の適応となります。
早期の手術が必要ない場合は、まず膝を装具(サポーター)などで固定します。
痛みや関節の腫れが収まってきたら徐々に体重をかけて歩き、膝を動かすようにします。
膝蓋骨脱臼がおこった方の約20~50%に再脱臼が起こると言われています。
また、再脱臼をしなくても、半数以上の方が痛みや膝の不安定感などの症状が残りやすいです。
再脱臼を予防するための治療として、リハビリや運動用の装具による治療を行います。
- 膝蓋骨が外側にずれるのを防ぐように膝蓋骨の内側につく筋肉を筋力トレーニングや電気刺激によって強化する
- 膝蓋骨を外側に引き寄せる筋肉や靭帯をストレッチなどをして柔軟性を高める
- 脱臼を誘発する姿勢や動作を回避するような運動パターンを練習する
などを行います。
運動用の装具は、膝蓋骨が外側にずれるのを防ぐ構造物のついたものを使用します。
装具は脱臼して早い時期には日常生活で使用し、その後も一定期間はスポーツなどの機会に使用します。
スポーツ復帰は膝の痛みや腫れ、運動制限が消失し、筋力もしっかり回復してからが行うのがベストです。


通常だと復帰まで2ヶ月はみなくてはなりません。
また、手術をした場合は、手術方法にもよりますが、3~6ヶ月はかかります。
もともと脱臼しやすい身体的条件がある方も、再発防止として手術を検討する場合があります。
膝蓋骨脱臼は当院にご相談ください
スポーツの現場ででよくご相談の多い症状のひとつの膝蓋骨脱臼です。
軽症であれば、テーピングやサポーター、トレーニングなどのリハビリで改善が目指せます。
もしかしたら膝蓋骨脱臼かもと思ったら、お気軽に当院にご相談ください。
膝はさまざまな怪我が起こりやすい部位です。日頃からケアを怠らずにしましょう。
横浜SEEDの治療プログラム
人間の体は全身で相互作用しながらバランスを取っています。
痛みやつらさが出ている患部にだけシップや電気・マッサージを行っても症状が根本的に治ることはほとんどありません。
YOKOHAMA SEEDの施術は、体の土台の骨格、その中でも骨盤・頚椎・腰椎を調整し、関節の動きのバランスを整え、整体・物理療法・運動療法を組み合わせた施術を行い、患部にかかる負担を取り除き自然治癒力を高め体の根本改善を目指しています。
1.ボディケア整体
運動不足や使いすぎて収縮し、固まった筋肉を丁寧にもみほぐし、全身の筋膜を心地よく緩めていきます。
2.骨格矯正・関節治療
骨盤や背骨に動きをつけていきながら、骨格バランスを整えていきます。ゆっくりと力を加えて関節に動きをつけていくので、お体への負担も少なく痛みはほとんどありません。
また、全身のストレッチを行い関節の動きを整えていきます。
3.物理療法
電気治療(総合刺激装置)をお体の状態に合わせて使い分け、固まった筋肉や炎症や痛みの強く出ている患部へアプローチしていきます。
4.運動療法
お体の回復の経過を見ながら、運動機能訓練を行います。自重を使ったトレーニングや、バランスディスクなどを用いて再発を予防するトレーニングを行います。
ご希望の方には別メニューでパーソナルトレーニングコースをご用意しております。
5.セルフケア指導
患者様の症状に合わせた、ご自宅で簡単に出来るセルフケア法をお伝えします。セルフケアを行うことで、施術効果アップと施術効果の持続します。
YOKOHAMA SEEDが選ばれる理由
- 全スタッフ国家資格者で確かな技術と知識
治療技術と知識が豊富なスタッフが手技を中心とした治療方法を提案します。一人一人の症状に合った治療法を選択し、根本からの改善を目指します。 - 年中無休・平日夜21時まで診療、大倉山駅から徒歩1分
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当院ご来院の皆様からお喜びの声を頂いております。ぜひご来院時のご参考にしてください。
※効果効能を保証するものではございません。


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