『日本人の約90%が一生に一度は腰痛を経験する。』と言われています。それでは、早期回復に向け大切なことをお話していきたいと思います。
腰痛の早期回復に大切なこと
「意外だな」と感じる方も多いのではないでしょうか?それでは細かく解説していきます。
安静期間は3日まで
世界の多くの国の診療ガイドラインには、ぎっくり腰を代表とする腰痛が起こった場合は3日以上の安静は良くなく、痛みが強くなりすぎない範囲内で動いた方が良いとされています。
それ以上の安静は筋力低下、関節可動域の低下になり、腰痛の長期化の要因になってしまいます。
痛みの強くなりすぎない範囲で体を動かしたほうが、治癒期間が短くなったという論文が数多く存在するのです。
2、できるだけ普段通りの生活をする
日常生活を送る程度に体を動かすことができれば大幅な筋力低下、関節可動域の低下を防ぐことができます。ただし、長時間の座り姿勢はご注意下さい。
3、ストレッチ
腰痛の原因は約85%がわからないとされています。これは、腰のレントゲンを撮った際のお話で、実際に体を見てみると様々な部位から黄色信号が出ています。
「腰痛の原因は腰だけにあらず」です。
全身のストレッチを行うことによって、患部の痛みが緩和されることがよくあります。ストレッチを行う際の注意点は、患部に痛みが出ない範囲で行って下さい。
最後に
今回お話させて頂いたのは、一番よくある腰痛、ぎっくり腰の早期回復法です。症状によってはあてはまらない場合もあります。
骨折、病気、神経症状の場合は当てはまりません。
当院では、腰痛の状態、原因を追究し、一人ひとりにあった施術を行います。生活習慣、体の歪み、筋肉の緊張、関節の可動域、様々な腰痛の原因を取り除くことにより早期回復、再発防止に取り組んでいきます。
また、痛みの症状に効果的な最新医療機器も用意してあります。腰痛でお悩みの際は、是非一度お気軽にご相談下さい。